記事一覧

2005年02月の記事一覧

2005年02月15日

奄美すもものこと

奄美すもも


 検索をしていたら、たまたま奄美すもものブログを見つけました。拝見してみると、なんと@やっちやばで購入された奄美スモモの記事でしたので、嬉しくて(^○^)


というわけで、今回は奄美すもものことを。。。


» 続きを読む...

2005年02月11日

奄美地域のタンカンの病害虫診断と対策(奄美群島園芸振興産地定着促進事業)

奄美地域のタンカンの病害虫診断と対策

 奄美たんかんの美味しさとは関係ありませんが、奄美地域でのタンカン栽培の難しさなどを左のテキスト等からお話ししますね。


 これは「健全な樹を育てる」ために必要なことです。美味しさは、また別な努力をしなければなりません。



» 続きを読む...

2005年02月09日

奄美完熟たんかんの仕上がり状況と発送について

奄美完熟たんかんの収穫前の状況

 今年の奄美完熟たんかんの仕上がり状況と発送についてお話しますので、ぜひ、お読みください。

 左の写真は一昨日の収穫前のたんかんの木です。久しぶりに晴れ間がのぞいています。

 晴れ。

 今年に入ってから、奄美は雨天が続いています。もともと奄美は降水量の多い地域ですから、曇天は多いものです。しかし、1月からずっと雨が続いています。1月末〜2月はじめにかけて待望の「寒」が入りましたが、その後は気温が上昇し、晴れ間は少なく、雨が多いです。

 ようやく今週に入ってから晴れ間がのぞくようになりました。

 感のよい方なら、もうお分かりだと思いますが、気温が高く、雨が続くと、柑橘は急速に「酸切れ」を起こします。

 標高の低い畑で栽培される奄美たんかんは、この日曜頃から収穫のピークに入っています。気温差があるほど糖がのりやすいために、平地のたんかんは、概して、標高の高い畑よりも、糖はのりにくいです。

 残念ながら、平地で栽培される奄美完熟たんかんは、今期はみなさんにお届けできるものはありません。糖度うんぬんではないのです。

 いつもなら、平地でも美味しいたんかんはあります。しかし、今年は平地のものは収穫時期に雨が続き、あきらかに酸切れを起こしています。糖度が11度を越していても、酸が弱いので、うまみを感じません。

 いまはこのような状況です。

 一方で、標高の高い畑のものは、近日中に収穫が本格化します。私がみなさんに「今年の奄美完熟たんかんの仕上がり」としてお伝えしてきたものは、ほぼすべて、標高の高い畑のものです。

 平地のものは雨が多くて苦しんでいますが、山場のものは、これから収穫に入りますので、発送までにまだ時間はかかりますが、喜んでいただけるものをお届けできると思います。

 いまの印象でいえば「酸を残したままで収穫をしたい」ので、糖度でいえば11.5〜12.5度ぐらいのものをお届けするとお考え下さい。平均して考えると12度前後・12度が見えてくるところになるでしょう。

 酸を残したままで収穫したいというのは、その分、糖度はさがるとお思い下さい。

 酸を残したままで、糖度11度の柑橘と
 酸が切れてしまった糖度13度の柑橘。

 絶対に「酸を残したままで、糖度11度の柑橘」のほうが美味しいと感じるのです。


 今期のたんかんは初物を一度だけ50キロほどを発送しただけで、まだまったくお送りできていません。当初の予定では2月5日〜10日にかけて発送を行う予定でしたが、山場のものだけをお届けしたいので、もうすこし、お待ちください。

 いまのところ、2月12日〜15日にかけて発送を行えるかと思います。それから、2回目のたんかんの受付ですが、今年はできないかと思います。

 1回目の受付で(3日間ほどでしたが)12トンほどのご注文を頂きました。私の見込みでは平地のもので、ある程度カバーできると考えていましたが、いまはこのすべてを山場のものでご用意しなければなりません。

 いまのところ、1回目の方々へはご用意できます。しかし、予定している農家さんのうち、お二人の畑で、たとえば、イノシシの被害がきつく出たりすると、微妙なものになります。

 このような状況ですから、まずは最初にご注文を頂いた方々へ発送を行わせていただいて、その後、収穫状況をみてから、追加注文が可能かどうか、考えさせてください。


塩害を受けた樹木

 右の写真は、収穫前のたんかんの木です。台風の塩害で、このような状態になっています。もっとひどい状況のものもありますが、あまりに忍びないので掲載はしません。

 隔年結果を起こさずに栽培を続けるためには、1本のたんかんの樹木に約80キロのたんかんが実を結ばないといけません。

 右の写真のたんかんの木が枯れずに、80キロの果実をつけるようになるまでに3年かかるというのが、なんとなく、お分かりになるでしょうか。

 昨年の台風被害で、奄美のたんかん畑には、こういう被害が出たところが無数にあります。それだけではありません。イノシシの被害も、ヒヨドリの被害も、出ています。挙句のはてに、タンカン泥棒団も存在しています。

 その上で、収穫時期の長雨です。

 今年の奄美完熟たんかんは厳しいとは分かっていましたが、ここまで苦しいとは、正直、思いませんでした。軒並み、本来の味わいとは程遠いものです。


 しかし、私はこの道を歩いていきたいのです。
 申し訳ございませんが、もうしばらく、お待ちください。

2005年02月08日

奄美群島たんかん品評会で

奄美群島たんかん品評会で

 昨日、奄美群島のたんかん品評会が開催されました。今期は昨年の台風の被害があり、かなり厳しいのですが、出品された方々は、かなりのものを揃えてきました。

 このような品評会は、生産農家さんの技術向上と栽培意欲を高めるために行われます。ですから、私は、品評会で入賞したからうんぬんという考えは一切ありません。

 たとえば樹園地や日ごろの作業等を審査項目に入れていただいて、その上で、品評会を行うのであれば、それは本当に素晴らしいものでしょう。

 しかし、1個1個の、目の前の果実の品質だけで評価をする場合には難しさがあります。たとえば、標高の高い畑・低い畑では、同一日に品評会を開催しても、タイミングによって、酸が強い方もいらっしゃれば、逆に酸が切れている方もいるでしょう。

 標高が異なると、奄美大島でも最大で1ヶ月ほど、タンカンの収穫適期は遅れるものです。ですから、その場の果実品質を表彰する品評会は、栽培者の技術と意欲を高めるためにあると考えたほうが良いですよね。

 消費者のみなさんにも、生産者のみなさんにも、そして、私を含め売り手も、品評会の目的を考えた上で、評価をしてくださるように心から願います。

出品された奄美タンカン

 項を改めてお知らせしますが、今年のたんかんの美味しさは、油断できる状況ではありません。たしかにこのような素晴らしいタンカンも存在しますが、全体として、外見は明らかに風傷果が多く、例年並みを求めることができる状態ではありません。

 すでに平地のタンカンは明らかな酸切れを見せています。糖度が11度でも12度でも、酸がきれたタンカンは、うまみを感じるものではありません。


 今年も私の苦悩は続くようです(^○^)

 さて、この品評会のあとで、宴会となりました。私は2次会から参加させていただきましたが、農政の果樹部会の大山さんや営農指導にあたる大海さん、岡山俊一さんや前山さん、松本さんなどの農家さんもいらっしゃいました。

 忌憚の無いお話ができて、非常に嬉しかったです。


 いやみではありませんが、この席とは違うところで宴会をされていたある行政の職員さん方が「物にならないタンカン生産組合」とか「だから、美味しくないタンカンなんだ」とか、からかっていました。彼らの愛情の裏返しなんですが、5年後、10年後、絶対に見返してやると、私は腹の中で思いました(^○^)v

 分からない方々には、いつまでも分かりません。何年、農業行政に携わっていても、です。一方で、真剣に農業に取り組まれる行政の方々もいらっしゃいます。

 それで飯を食っているかどうか。
 これが覚悟を決め、言葉を決めます。


 脱線しました。
 今回は徳之島から松本さんの息子さんもおいでになりました。アテモヤやパイナップルの状況などもお聞きしました。奄美完熟たんかんの時期が終われば、必ず、徳之島に行ってきます。

 大山さんとは農業を利用した産業のことをお話しました。手厳しい意見のやりとりとなった部分もありましたが、私は、農家のみなさんが感じている部分を、なんとか形にしたいと思っています。

 大海さんには、あるカエルのことで、また連れて行ってもらえます。春からは植え付けなどでお世話になります。前山さんも元気でした。10年後の市会議員には大笑いでした。俊一さんとは、栽培について、農業について、真剣にお話できました。

 私自身が農業を学べば学ぶほど、俊一さんのご苦労がわかってきました。いつか仕事を離れ、のんびりと、じっくりとブラッディー・マリーやテキーラ・サンライズを飲みながら、お話をしたいものです。


 今期の奄美たんかんの状況は大変厳しいのですが、頑張りますので、お楽しみにお待ちくださいね。

2005年02月04日

このタンカンの畑をどう思いますか。

奄美タンカンの畑


 この奄美完熟たんかんの畑をご覧になって、どのようにお感じでしょうか。

 手入れがなされていて、
 きれいにタンカンがなっている。

 そう感じる方が多いでしょう。

 でも。。。


» 続きを読む...

2005年02月03日

ドラゴンフルーツの木

ドラゴンフルーツの木

 左の写真はドラゴンフルーツの木です。木というと語弊がありますね。サボテン科ですから、そのままずばり、サボテン科の植物です。この写真は徳之島で撮影しました。

 奄美におけるドラゴンフルーツ栽培は、主に奄美大島北部と徳之島、それから与論島で行われています。収穫の時期は夏〜秋にかけて。

 ドラゴンフルーツの収穫時期は台風と重なります。基本的に台風には強い果物ですが、それでも台風が直撃すると、やはり、収穫量は極端に減ります。

 世にも奇妙な外見とさっぱりした味わいのドラゴンフルーツ

 話のネタにはうってつけです。夏にお楽しみくださいね(^○^)