記事一覧

2005年05月の記事一覧

2005年05月30日

奄美すももの畑も整備しました

 
西牟田さんの奄美すもも畑も整備しました。

 先日まで山の畑(標高400m)を整備し、タンカンを移植しましたが、この週末は奄美すももの畑(平地)を整備しました。この畑は、西牟田さんはじめ、何人かの農家さんが奄美すももを栽培している一角にあります。

 広さは、1反ほど(約10アールほど)で、山の畑と同様、荒れていましたが、もともとスモモ畑でしたから、土日にユンボを入れて整備しました(オペレータは山の畑と同じく才原さん)

 この畑には、12月〜1月にかけて、20本ほどの奄美すももの苗を植えつけます(スモモの休眠期は11月〜1月ですから、たぶん、1月になるでしょう)

 ※写真にもあるように、奄美では、古くからのすもも畑には、ソテツが植えられています。畑の土砂の流出を防ぐために植えられます。ちなみにソテツはハブの住処になりますので、できれば、撤去したいものです。

5月30日の時点の奄美すもも
 今年の奄美すももは予断を許しません。ある農協関係者さんは「今年は10トンあるかどうか」と、ため息をつきました。予想では今年は30トンを下回る可能性が高いのですが、まだ、はっきりとした見込みが立ちません。

 ※ この写真の奄美スモモは、一部、着色が始まっています(果実が赤くなっています)が、100本ほどのスモモの樹の中で、もっとも色づきが良いものを写しています。ほとんどのスモモの樹が、まだ真っ青です。

 遅くとも6月3日頃までには、奄美すももの受付を始めたいのですが、う〜ん、厳しいシーズンになりそうです。

2005年05月17日

パッションフルーツ育成記4 / 奄美パッションフルーツらしい大きさに!

 
かなり肥大化した奄美パッションフルーツ
 4月28日に最初の花を咲かせた、パッションフルーツですが、受粉作業の結果、現在、50個ほど実がつきました。

 毎日、花が咲いているのをみては、岡山ママはせっせと受粉作業をしています。実を肥大させるために、園芸用の液肥を用意してあげたり(堆肥類は残念ながら、このテラス内では利用できません)彼女にとって、実がつくのは、何よりの楽しみで、次は、着色が始まるのを待ち望んでいます。

 写真は、いままで追いかけてきたパッションフルーツの実です。本日計測したところ、縦7cmほどにまで肥大しました。この実がついて、ちょうど12日目。いまあるテラスの実の中では最大となりました。

 ずいぶんと、奄美パッションフルーツらしい大きさですよ。ちょうど5月9日ごろに奄美地方が梅雨入りした影響もあって、肥大するまでにやや時間がかかっていますが、連日気温25度を越していますので、やはり受粉後10日程度で肥大期は済みそうです。

 開花の第一ピークは、先週一週間で済んだようです。これからは1日10個前後の開花がゆるやかに続き、6月頃に第二の開花ピークを迎えるでしょう。

 収穫までの日数ですが、今年の奄美の梅雨は、空梅雨の傾向がはっきりとしてきました。ということは、きちんと水遣りを行えば、おそらく、開花後50日前後で収穫できるでしょう。いまのところ、6月20日すぎから次々と収穫できるかな。

 収穫後に糖度検査をして、発表しますので、お楽しみに。

 ※潅水と肥料については、もっと研究したいです。今回は家庭(テラス)で出来る棚栽培で、屋根はトタン屋根で、直接の日光はあたりませんが、全体に明るい部屋ですから水と肥料さえきちんとできれば栽培できます(なんだかテラスと言うより、家庭用ハウスのような感じです)

 問題はスリップス類などが発生したときですが、その都度、対処したいと思います。

2005年05月09日

パッションフルーツ育成記3 / 次々と開花します!

次々とパッションフルーツが開花し始めました

 昨日から今日にかけて、パッションフルーツが次々と開花を始めました。出蕾も相当数ありますよ。開花の第一次ピークに入ったようです。このピークが過ぎると、ゆるやかに花を咲かせ、あとは6月に入ってから第二次ピークを迎えまるでしょう。

 見ているだけで気分が良いですね(^○^)

 
蕾も沢山でてきました


 パッションフルーツ農家さんには、この時期は受粉作業に追われます。着果後に必要な作業などもあって、いまが一つの勝負どころです。ぜひ、頑張って頂きたいです。

 このテラスでの栽培は、パッションフルーツの生態を知る目的ですから、好き勝手に伸ばし放題ですが、以前紹介した谷口さんのパッションフルーツは、すでにきれいにつるに実がついていますよね。なんだか芸術的な姿です。

 ※本来はもっと果実を増やせますが、そうすると果実の肥大化が困難になりますので、谷口さんは少なく実をつける方法を取っています。奄美の標準的な経済栽培の基準と比べると谷口さんは着果数を約60%程度に抑えています。パッションフルーツの果実の大きさは、甘さは別として、食感に大きな影響を与えます。ですから、サイズの面でも、このテラスで作るパッションフルーツは「売り物」にはならないんですよ。


 ちなみに、昨日紹介したパッションフルーツの実は、昨日は私の小指第一関節ほどの大きさでしたが、今日は第二間接ほどまで肥大しています(昨日は縦2.5cm。今日は縦3.2cm)

 肥大するパッションフルーツの実

 繰り返しになりますが、商品としてパッションフルーツを作るには、途方もない努力と経験が必要です。甘さを向上させるために、一から有機肥料をお作りになる方もいます。市販の液肥だけを使っているのでは連作に伴い、問題も出るでしょう。

 観賞用栽培と経済栽培は、同じ品種であっても、まったく別物です。基礎的な病害虫対策だけでは防げない事態も多々起こります。そもそも「土」が違うのです。農業としてパッションフルーツを選択するのは大変だという点は、ご承知下さいね。

 それにしても、花が咲くとウキウキしますよね(^○^)

2005年05月08日

パッションフルーツ育成記2 / パッションフルーツに実がつきました

パッションフルーツの実

 先日パッションフルーツが開花したとお知らせしましたが、その後も次々と開花しています。そこで、受粉を行いました。テラスの中で栽培していますので、何もしないと受粉はしませんので、人工授粉です。といっても、難しいものではなく、おしべをちぎって、めしべにつけるだけです。

 パッションフルーツの実は受粉後、大体10日ほどで収穫時の大きさにまで肥大します。(写真で縦2.5cmほど。受粉後4日)

 予想ですが、このテラスの中で栽培しているパッションフルーツの縦の大きさは、頑張って6cmぐらいに肥大するのが精一杯でしょう。一方、パッションフルーツ農家の谷口さんのものは(出荷するものは)縦7.5cm前後以上に仕上げてきます。

 栽培環境の違いや優良苗の育成などもありますが、受粉後10日ほどで、肥大化だけでもこれだけ差がでますよね。なお、どんな作物も、最初の栽培は楽です。しかし、年をおうごとに難しいもの(技術が必要)になってきます。失礼のないように付け加えますが、このテラスでは、パッションフルーツの生態を知るための栽培(学習)ですから、プロ農家さんとは比べないで下さいね。

 このテラスでの栽培暦は、今年が2年目。来年以降は肥料と根の問題を検討しなければなりません。ともあれ、楽しみです(^○^)

奄美パッションフルーツ