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2005年06月の記事一覧

2005年06月07日

谷口さんの畑のパッションフルーツ

パッションフルーツ、順調に成長しています


 谷口さんの畑のパッションフルーツ、順調に成長しています。根の力強さ(樹の生命力)、肉厚な葉の力強さ(果実の美味しさ)はもちろん、1個1個の果実の成長がうらやましい限りです。

 谷口さんの畑は、この春は4月下旬ごろから開花していますので、そろそろ40日といったところ。あと10日ほどで、成長の早いパッションフルーツの収穫が始まるでしょう。


 ちょっと分からないのですが、パッションフルーツの葉の蒸散量(葉から出て行く水分の量)は、どれぐらいでしょうか。一般的に、葉の蒸散量が、根の給水量を上回ると、人間でいう「脱水症状」を起こします。果樹の場合は、果実の肥大が抑制されます。

 谷口さんのパッションフルーツを見るたびに思うのですが、およそ水不足とは縁がないですよね。

 生命力旺盛なパッションフルーツですから、水分が豊富にあると蒸散量も多いでしょう。ということは、大玉のパッションフルーツを作りこなすには(ハウス栽培は特に)高温多湿な環境になりますから、カビ(糸状菌)が発生しやすいはずです。

 つまり、良質なパッションフルーツを育てるには、微生物の知識が必須なんでしょうね。

 な〜るほど(^○^)

 奄美すももが終了したら、谷口さんにお聞きしてきますね。

2005年06月03日

奄美すももの受付、始めました。

 台風4号の進路がそれる予想ですから、直接的な被害は避けられました。というわけで、奄美すももの受付を始めますね。

 はじける甘さ@奄美すもも

 はじける甘さ@奄美すもも

 今期の奄美すももは大不作です。
 いつもの年の1/10ほどの収量しかないかもしれません。


 昨年の相次ぐ台風被害によって、奄美の農業は甚大な被害を受け(高波にさらわれて子供の犠牲者も出ました)、12月の台風によって、塩害も広範囲に出ました。

 台風で弱まった奄美すももは、暖冬のため、休眠期間が1ヶ月足らずしかないままに、開花・受粉をはじめましたが、樹勢は充分には回復しておらず、また、2月の長雨のため、着果不良(実の付きが少ない)でした。

 ※奄美すももは自家結実性があります。温帯ではなく亜熱帯に適した品種ですが、それでも、低温要求性があります。

 さらに、2月末〜3月上旬にかけて、雪の降らない奄美で降雪が確認され、アラレなども降りました。幼果期の奄美すももには、大変厳しいアラレで、今年の奄美すももの外見は、いつになく劣ります。

 3月中旬からは(2月と一転して)ほとんど降水がない天候が続きました。果実の肥大時期に雨が降らないと、大玉は望めません。そのまま、空梅雨に入りました。

 このように、今年の奄美すももは厳しい状況です。


 産地である、奄美大島南部の大和村は、それこそ、村をあげて栽培を行っています。人口2000人足らずの村で、50haの面積(結果樹面積37ha)を有し、例年250トン前後の収穫を見込んでいます。

 大和村の農政は、奄美の果樹農業の中でも、形ができており、担当職員さんたちのご努力は、相当なものです。しかし、昨年に続き、今年もスモモに関係する人々の気持ちは揺れています。



 いまは、ただ粛々と、みなさんに、この奄美すももをお分けします。


 奄美の果物は、今年がもっとも厳しい年だとお伝えしてきましたが、その中でも、この奄美すももがもっとも苦しいです。「どん底」だと言ってもいいでしょう。

 けれども、私は諦めていません。
 必ず、奄美すもも(だけでなく、奄美の果物は)回復します。

 この1年を「試練の年」と位置づけて、乗り越えていきたいのです。微力ながら、この5月から、私も農業を始めました。いま、タンカンを21本移植し、また、奄美すもも畑の整地も済んだところです。

 奄美すもも栽培予定地

 諦めなければ、光が見えてきます。

 私の中では7年後が、勝負を決する年。

 2010年頃に、果物産地として奄美が踏ん張れれば(良質な果物の生産力を維持できていれば)サトウキビと並ぶ(現在の流れでは、サトウキビの代わりとなる)農業の柱・奄美経済の柱となるでしょう。

 道のりは長く険しいでしょうが、歩みを止めることなく、進んでいきます。

 これからも、どうぞ、よろしく、お願いします。