2008年07月12日

谷口正樹さんの奄美パッションフルーツ

 7月10日。

 この1週間で谷口正樹さんの畑に足を運んだのは3度目だ。7月2日の梅雨明け以降、奄美大島は急激な気温の上昇によって、夏本番の天気が続いている。空梅雨を経て、谷口さんのパッションフルーツも収穫の時を迎えている。

 この夏、谷口さんはパッションフルーツの収量を極端に減らした。いつもの年の20%ぐらいと言えばお分かりだろうか。夏の分を減らす代わりに、冬のパッションフルーツは増やす予定だ。

 数が少ないため、今年は1個1個のパッションフルーツに手間をかけた。その甲斐もあって糖度は例年より、あきらかに高くなっている。

 だが、梅雨明け後の気温上昇によって、収穫が始まったばかりのパッションフルーツは果皮にシワが寄るものが多く見受けられる。いまの時点では、秀品はほとんど取れない。

 果皮にシワがよるのは、分かりやすくいえば、奄美大島の強い日差しによって、日焼けをしたためだ。ある程度、収穫が進めば、このシワは無くなって、いつもの秀品が取れ始めるだろう。でも、いまは「秀品がない」のだ。


 手間をかけた分、美味しさには自信がある。畑で食べたパッションフルーツの味の濃さは、相当、期待できる仕上がりだ。

 ないものねだりをしても仕方が無い。いまあるパッションフルーツを、お分けするしかないのだ。


 海が好きで、自然に触れ合う暮らしがしたくて、奄美大島に移住した、谷口正樹さん・正子さんご夫婦。二人にとって、納得のいくパッションフルーツ作りは、まだ先になるかもしれない。だけれども、努力は怠っていない。

 みずからの限界に挑み、壁を打ち破り、課題を一つひとつ解決し、より良い明日を目指している。そんな二人の想いのこもった、真っ赤なパッションフルーツ。

 まだ日に10キロも収穫はできないが、まもなく受付を始める。7月20日頃は1日100キロ位の収穫が見込めるだろう。

 夏は始まったばかりだ。

追伸:
 奄美大島に旅行にこられたIさんから、奄美空港上空の写真を頂きました。有難うございました(^○^)

奄美空港の上空写真



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