2008年07月19日

もう農業をやめたいと思った事は何度もある 〜 想いを込めた奄美パッションフルーツ。


 台風の影響で、この夏一番の晴天を迎えた7月19日。
 僕は青い空を見上げていた。風の強さもあって、白い雲はドンドン流れていく。肌が痛くなるほどの、強い日差しを受けていると、谷口正樹さんが遊びに来てくれた。


 7月15日。
 僕は谷口正樹さんの畑にいた。この夏、僕は何度、谷口さんの畑を訪れたことだろう。厳しい気象条件と現実の間で、谷口さんの心は揺れていた。僕の胸は痛かった。

 この夏、谷口さんは農業経営上、大きな賭けに出たところだ。

 パッションフルーツに加え、マンゴーも手がけることにした。パッションフルーツの質を高めるために、今夏は収量を1/5に減らし、1個1個に手間をかけるようにした。今期我慢した分、来期は収量増が期待できる。また、幼いマンゴーの成長もあり、来年はマンゴーも一定の収量が見込める。

 谷口正樹さんのマンゴー畑

 手塩にかけたパッションフルーツ。
 だが、収穫は大きく遅れた。僕は谷口さんの畑へ日参した。

 今夏の谷口さんの奄美パッションフルーツは、手間をかけただけの美味しさに仕上がっている。おそらく、いままで、谷口さんが収穫した年のなかで、今年は最高の美味しさだと思う。数字も如実に語っている。7月15日の時点で、糖度平均19度といったところ。後は、落ち着いた天候を待つだけだった。

 収穫を待つ奄美パッションフルーツ

 とれたての、真っ赤に色づいた奄美パッションフルーツ。

 この1個を育てるのに、どれだけの夜を数えるのだろうか。

 奄美大島の夜空は「星降る夜」と形容されることもある。夜空を見上げれば、流れ星をみかけるものだ。満月の夜は手が届きそうなほど月が近い。


 7月19日。
 谷口正樹さんに笑顔が戻っていた。いつものように自信を取り戻した彼がいた。強い日差しにも負けずに、健全に育ったパッションフルーツが次々と取れだした。もう、収穫のほとんどは秀品となった。これから日を追うごとに収量が増える。あとは一心不乱に収穫に励むばかりだ。僕はこうなる事を信じていた。

谷口正樹さん


 これから、谷口正樹さんの奄美パッションフルーツをどんどんお届けします。いまのところ、秀品Lサイズは余裕があり、2Lサイズは出荷までに5日程度、受付を中止した規格外(アウトレット)は出荷までに1週間ほど時間がかかります。

 よろしければ、ぜひ、谷口さんの奄美パッションフルーツ、お楽しみください。

 厳しい気象条件、妥協できない土作り、尽きせぬ思い。
 この美味しさには理由があるんです。→ 谷口さんの奄美パッションフルーツ



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