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2005年01月の記事一覧

2005年01月31日

谷口さんのパッションフルーツの畑にて

1月30日に撮影したパッションフルーツの葉

 1月30日の夜は、パッションフルーツ農家の谷口さんご夫妻と、タンカン農家の斉藤さんたちとお酒をご一緒しました。

 右の写真をご覧下さい。

 1月30日に谷口さんの畑で撮影した写真です。昨年の台風等の被害で谷口さんのパッションフルーツは大変な被害をうけ、この冬の収穫は断念し、夏からの収穫に燃えています。

 右の写真でパッションフルーツの葉がお分かりでしょうか。肉厚な、波を打っている葉です。この葉を見ただけで、谷口さんの、この夏のパッションフルーツに賭ける、並々ならぬ思いが伝わってきますよね。

 私の目をひときわ引いた、谷口さんのパッションフルーツの葉。

 おもわずため息がでそうになるほど、見事です。年々、谷口さんは、着実にパッションフルーツ栽培のキャリアと経験を積まれていますが、この葉をみると、この夏の仕上がりに期待は高まるばかりです。

 みなさんも、この夏のパッションフルーツ、お楽しみにお待ちくださいね。


 土曜(1月30日)の夜は、果樹農家さんにのしかかった現実を沢山お聞きしました。今年の奄美も、タンカン泥棒が出没しています。タンカン泥棒は、数人で夜間〜早朝にかけて、一斉にもぎ取っていきます。耕地面積が少ない農家さん(2反ほど)であれば、一晩で、すべて盗まれてしまいます。

 グループごと、パッションフルーツ栽培を断念された農家さんたちのお話もお聞きしました。6月の奄美すももの厳しさもお話しました。農業経営のこともお聞きしました。

 それでも、私たちは、この道を歩いていきます。

2005年01月27日

この写真はいったいなんでしょうか(^○^)

イノシシが掘り返した地面


 この写真の地面をみて、ピ〜ンときた方は、するどいですよ(^○^)

 農業をされているか、農村で生活をされたか、野山をよく歩く方なら、すぐに分かりますよね。

 これはイノシシが地面を掘り返した跡です。イノシシは体をきれいにするために地面に寝転ぶこともあれば、体温を調節するためこともあります。あまりこういう場には近づかないほうがいいですよ。ヌタバだったりすると最悪です。かゆいかゆい。詳しくは別の機会に(^○^)

 ちなみに奄美のイノシシはリュウキュウイノシシです。イノシシというとなんだか怖い印象がありますが、実質は草食動物で温和です。けれども、身体能力はすぐれていて、時速50キロほどで走れます。

 温和な動物ですが、特に今年は野山の食料が少ないようで、畑におりてきて、農作物をたべちゃいます。この写真は、タンカン畑で撮影しましたが、イノシシは人間が食べるようにきれいにタンカンを食べます。

 昨年のゴールデンウィークに家族でドライブ兼畑の下見をしたときに、ウリ坊(イノシシの赤ちゃん)をみかけました。急いで逃げる姿がかわいかったのですが、うしろのヤブががさがさいったので、大急ぎで、私たちは逃げました。

 温和な動物でも、自分のテリトリーに入られるのは、まして、子がいる場合は、猛烈です。

 ここしばらく、奄美では、イノシシの農作物被害がすごいのですが、イノシシは多産であり、分布しやすい生態ですから、まだまだ農作物被害は続くでしょう。う〜ん。

2005年01月24日

病害虫・雑草防除の基礎(大串龍一)

病害虫・雑草防除の基礎

 ある方から、農学の書籍などのご質問を頂きましたので、私の手元にある本の中で、一冊ご紹介します。

 「病害虫・雑草防除の基礎」
  著者:大串龍一
  出版:社団法人農山漁村文化協会
  定価:1500円

 この本は農業高校などでのテキストとしても使用されているそうですが、大変分かりやすい一冊です。農業といっても、地域性もあり、作物もありますので、一概にまとめられませんが、この本は防除に関して平易に書かれています。農薬とは何かとか、消費者のみなさんにも知ってほしいものです。農業経営に関しても、農学基礎セミナーにいくつかありますので、ご参考くださいね。

2005年01月22日

2005年のたんかん出荷協議会などで

 奄美たんかんの収穫を目前として、今週は、奄美大島の出荷協議会や果実品質調査などが行われました。

 事前の予想通り、収穫量はかなり落ち込んでいます。台風の被害などがあって正確な数字は出しにくいのですが、奄美大島全体で約700トン。JA奄美さんの共販予定量で100トンという「目標」が立てられました。


 強気ですよね(^○^)


 私は例年の半分ほどだろうと予測しています。上記の目標はとても難しいと思いました。でも、そうとうな危機感を持っているという点では、同じ認識です。

 だって、@やっちやばでも、制限(出荷調整)を行わなければ、100トンほどは売れるのです。これを調整して毎年60〜80トンに絞り込んでいるわけで、私・正直、いまの時点では、今年は20トンもご用意できないと考えています。

 JA奄美さんも「最低でも130トン」ほどは必要なので、出荷調整をしても100トンは欲しいということでしょう、商品となるタンカンが、です。

 ちなみに昨年の奄美大島の生産量は900トン。JA奄美さんの共販200トンが目標でした。全体で1/3、共販で1/2の減の目標ですから、いかに苦しいかは、この数字だけでも分かりますよね。

 問題は、昨年の相次ぐ台風で「今期の収穫を断念した」農家さんが何人いるかということです。兼業農家さんであれば、夏以降、まったく畑に行っていない方も多いでしょう。樹勢回復に力を入れるために、あえて、今期の果実をすべて落とした方もいるでしょう。

 昨年は特別ですが、これで3年連続、台風の厳しい被害を受けています。奄美農業の基幹作物であるサトウキビも昨年はどうにか結果を残せましたが、さすがに今年はどれだけの減少に食い止めるかが課題となっています。


 今年のたんかんの数は少ない。
 この点は、ご承知くださいね。

2005年01月22日

パパイヤの木

パパイヤの木

 ちょうどパパイヤがなっていましたので撮影しました。

 みなさん、パパイヤって聞くとどんな印象をお持ちでしょうか。南国の甘い果物とお感じになる方もいらっしゃるかもしれませんね。

 品種にもよりますが、奄美ではパパイヤは漬物として利用されます。とてもではありませんが「フルーツパパイヤ」とは呼べません。生食で食べれるものではないですよね。

 奄美でもフルーツパパイヤとしてサンライズなどの品種が導入されていますが、思ったような結果は残せていません。というのも、パパイヤは交配力がつよいので、路地栽培では、他の種がまじってしまうのでしょうね、なかなか、期待した味わいのものが収穫できないようです。

 ま、漬物で楽しむ分は、果実として甘くなくても、かまわないかな(^○^)