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2005年06月の記事一覧

2005年06月29日

奄美地方の梅雨明け

 遅くなりましたが、6月27日に、奄美地方(と沖縄地方)は梅雨明けしました。梅雨明け後のこの3日ほどは、晴天に恵まれています。

 6月の奄美は、過去最高の降水量を記録しています。上旬は空梅雨傾向でしたが、中旬(6月12日)からの豪雨で、1045mmもの雨が降りました。

 ※集中豪雨が問題となった沖縄よりも、奄美のほうが若干降水量が多いです。

 まだ月間降水量を確定できませんが、雨の多い奄美地域とはいえ、この1ヶ月で、年間降水量の1/3を得たことになります。これだけの雨の多さは、すなわち、農作物の疫病をもたらすでしょうから、気になります。


 ちょうど梅雨明けの日(6月27日)から奄美パッションフルーツの受付を始めました。この3日間の晴天で、パッションフルーツの糖度はぐんぐん上昇しています(※正確には光合成が進んで酸度が出てきました)

 酸が生成されると、光合成によって糖に変わります。豊作傾向といい、良い意味で、パッションフルーツは波乱含みのシーズンになりそうです(^○^)

 奄美パッションフルーツ受付開始

 奄美パッションフルーツ

 
 

2005年06月21日

谷口さんの畑で

谷口さんの作業小屋で
 今日は谷口さんのパッションフルーツの畑をお邪魔してきました。6月14日から降り始めた雨がやまずに、谷口さんもやきもきしているところでした。

 この雨の多さから、パッションフルーツの一部(6月以降開花したもの)は生理落下をはじめていますが、生育自体は順調で、半日でも良いから晴れ間が欲しいと願っている次第です。

 昨年の冬場は、台風被害のため、パッションフルーツをまったく出荷できなかっただけに、この夏、谷口さん、燃えていますよ(^○^)

 現在、谷口さんのパッションフルーツの糖度は、おおむね16度ほど。この雨がやめば17度は越してくるでしょう。雨があがれば出荷を始める段階に入っています。

 土作りも、葉の生育も、果実の成長も、期待できるものです。

 他の奄美の果物が、軒並み、収穫量が低下するなか、いまのところ、このパッションフルーツは豊作傾向です。これからの天候次第ですが、いったん、出荷が始まれば、次々とお届けできるでしょう。
 

 ※谷口さんはパッションフルーツ以外にも、島ばななやスナックパインを栽培していますが、今年の島ばななの花芽がでないこと、気にかけています。不思議な天候が続いていますよね。


 この雨がやめば、私も(以前お知らせした防風林としての)福木の植え付けも始めます。福木の発芽などは谷口さんにお願いしていましたが、こちらも植え付けをしないといけない時期に入っています。

 この雨がやめば、奄美は待望の夏を迎えます。忙しい夏になりそうです。ご期待くださいね(^○^)

2005年06月18日

南西諸島の豪雨とハウス施設の病害虫

 6月14日頃から南西諸島(奄美・沖縄)では、豪雨が続いています。天気予報でも、この先1週間は雨天が続きそうな予想です。土砂災害等も気にかかりますが、ハウス施設を利用して栽培する農作物も影響が出るのではないかと心配しています。

 もともと梅雨時期は病害虫が出やすいもので(陽性梅雨よりも陰性梅雨のほうが出やすいです)一時的な豪雨なら、それほど神経質になることはないのですが、いまのところ、南西諸島は長期間にわたる激しい雨に見舞われそうです。あと1週間は続くでしょう。

 月曜か火曜には、収穫直前の谷口さんの畑に行ってきますので、この雨の影響を確認してきます。その上で、あらためてお伝えしますね。

 

2005年06月16日

パッションフルーツ農家の谷口さん、この夏の生育状況

 本日、谷口さんとお話しました。
 
 この夏の谷口さんのパッションフルーツは、成育は順調で、6月20日頃から収穫が始まります。今年は30アールほどパッションフルーツを栽培していますが、単収はぐっとあがって、この夏の収穫見込量は例年の1.5倍ほどの7〜10トン位になりそうです。

 今週の奄美地方は梅雨のため、雨天続きです。この雨があがるころには、谷口さんのぐっと甘みがのったパッションフルーツを楽しめますよ。

 谷口さんの、この夏のパッションフルーツは、豊作ですから、ご期待くださいね(^○^)v

 今年、南西諸島の果物は、ほとんどが不作の様相を呈していますので、久々に「豊作」ってお伝えできることが嬉しいです。


 葉の重要性やカイガラムシのことなど教えていただきました。それからパッションフルーツの肥大期の日数(おおむね20日頃まで)と収穫時期における果実品質(受粉後70日以降の美味しさ)など、随分と長いこと、お話しました。

 来週(6月20日頃)、谷口さんの畑へお邪魔しますので、その際に、写真などを掲載しますね。

 ※パッションの収穫時期と重なりますが、駒澤大学須山研究室のみなさんの現地調査にも、谷口さん、快く引き受けて頂きました。

2005年06月13日

山形のサクランボも大変なようです

 以前、何度か奄美の果物を紹介してくださった、河北新報社さんの本日の記事で、今期のサクランボの苦しさを知りました。

 河北新報
 “赤い宝石”黒い傷跡 ひょう被害過去最悪の恐れ 山形


 サクランボ(オウトウ)、スモモ、モモ、ウメなどは、バラ科サクラ属に属し、果実の特性も似た傾向があります。今年の「奄美すもも」もまた、3月上旬に数度、アラレ被害を被りました。

 雹(ヒョウ)にしても霰(アラレ)にしても、局地的に起こるもので、対策はとりにくいです。スモモは幼果期にアラレがあたると、外見上の品質は大きく低下します。スモモよりも果皮が弱いサクランボだと、より深刻な被害が出るでしょう。


 山形を代表する農作物なので、知事さんも「できるだけのことを一生懸命やる」と、各種支援を始めたようです。気象災害は農業にとって防ぎがたいもので、こういうときこそ、積極的に農家救済の措置を講じてもらいたいものです。

 ※わずかな時間の雹害で、農作物被害が24億円を上回る可能性があるというのは、大変厳しいものです。やるせない思いもしますが、山形のサクランボ、負けずに頑張って頂きたいです。

 規模は違いますが、奄美すももの厳しさもまた、深刻です。(栽培管理の問題で)サクランボ同様、奄美すももも栽培面積を広げられないものです(20〜30アールほどの栽培が中心です)つまり、零細な農家さんが多いのです。

 このような年は、農業災害補償制度を利用されている農家さん(や作物)は、本当に助かりますよね。