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2012年01月24日

「我慢の年」次へ(奄美新聞2012年1月23日)


龍郷町浦にある果樹園に足を運んだ。山の裾野の小高い丘にある。この立地環境が集中豪雨による土石流被害につながった。果樹園を所有するのは専業農家の岡山俊一さん(49)。昨年10月以来、ほぼ2カ月ぶりに訪ねた円には多くの示唆があった。

岡山さんの果樹園の被害は2年連続になる。なかでも昨年9月下旬の北部豪雨災害が深刻だった。前年の豪雨で山の地盤は弱体化していた。そんな状態で再び襲った豪雨。果樹を取り囲む山の4カ所で大規模崩壊があり、そこから流出した土石流でタンカンの成木が100本余りも埋まった。被害面積は約240アールに及んだ。岡山さんは振り返った。
「周辺の山は、粘土質の泥岩層のため地盤が弱い。前年以上の局地的な大雨で、山が動くような崩壊がおきた」。

 被害果樹園は災害復旧事業の対象になった。町の担当課が窓口になり行政の支援のもと復旧工事が行われた。重機による土石流の除去や排水の確保といった工事は年末まで続いた。岡山さんは除去作業の際、樹木に傷がつくことがないよう見守り、細部の作業は水ら乗り出した。1.6メートルの高さで2カ月間に渡り成木を覆った土石流。生産量や品質への影響が懸念されたが、土石流は礫中心だったのが幸いした。通気性があるため、樹木の根は“呼吸”できる状態にあった。

 現在、タンカンは収穫目前だ。復旧工事が施されたことで通常の栽培環境を取り戻しているように見える果樹園。岡山さんは首を振る。「着果状態は平年に比べて3〜4割少ない。傷果も多い。品質の方は糖度の伸びが気になる。秀品率が落ちるのは避けられない。」

 タンカンの量・品質の低下は岡山さんの果樹園だけの問題ではない。奄美大島全体の生産量は平年(1千トン強)の2〜3割程度と著しい減産となる見通しだ。JAの共販量は過去最低の25トンを見込んでいる。

 「不作」の要因として季節外れの5月下旬の台風2号による潮風害があり、台風通過後に降雨なしが続いたのも被害を拡大させた。品質も糖が低く、クエン酸が高い傾向にある。最終となる今月18日の果実品質分析では平均糖度10.2度、クエン酸の平均は1.21%だった。生育は遅れ気味で、収穫のピークは来月中旬以降にずれ込みそうだ。

 多くのタンカン農家は今季、経営を左右するほどの試練に立たされている。岡山さんは悲観するだけでなく次を見据える。「我慢の年だと考えている。台風や豪雨などの『気象災害は常にある』と受け止めたい。それを乗り越える防災営農を心がけ、実践していきたい」。この決意は既に実行されている。

 岡山さんの果樹園内にはビニールを被せた堆肥が運び込まれている。知り合いの畜産農家から取り寄せたものだ。自ら完熟にも取り組むことで堆肥購入のコストを抑制している。災害後、岡山さんは樹木の手入れに全力をあげている。土壌改良用資材の投入、夏秋梢の整理、暴風垣の整備も。土づくりに役立つ有機物として重視している堆肥の投入は、収穫後に行う。こうした作業を徹底することで災害に強い果樹園づくりを目指している。

 気象災害が産地づくりに立ちはだかる中、果樹農業の中核となる施設の整備が進められている。タンカンなど奄美大島内の果樹選果を一元化する「奄美大島選果場」だ。施設建設が昨年末着工され、今年5月には完成する。その後、光センサーなどの選果機器が導入され、来年のタンカン収穫から利用できる。最新の選果機器による品質保証が奄美産地でも実現する。

 それにより「奄美たんかん」のブランド化が期待されるが、選果場はあくまでも手段だ。産地全体の量や質が安定しない限り選果場は目的を果たせない。まずは岡山さんの言う「我慢の年」を認識し、防災営農に必要な行動へ踏み出したい。
(徳島 一蔵)

「我慢の年」次へl
奄美新聞(2012年1月23日)記載記事

「我慢の年」耐えるではなく、前へ進む。
強く、前向きな岡山さんの姿は私に、大切な事を伝えてくれました。

今年の奄美たんかんは数が少なく、多くの農家さんが苦労されています。それでも前へ進む農家さん。農家さんと足並み揃えて乗り越えていきたいと思います。





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2011年12月12日

長田さん家族の放映日が決まりました。

おはようございます!

延期になっていた、長田さん家族の放映日が決まりましたので、ご案内いたします(^○^)

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 12月12日(月) 午後5時05分〜午後6時00分
 NHK総合 「ゆうどきネットワーク」
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※緊急ニュースがある場合は、延期する場合もあります。



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2011年12月06日

かなり嬉しいのでお知らせします!

いつもお世話になっている八丈島の『くさや屋おさだ商店』の長田さんのご家族が、
今日のテレビで放映されるんです。

遠く離れた、八丈島。それでも、長田さんのご家族に会えます。
今日の放映は、本当に楽しみです(^○^)

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 12月12日(月) 午後16時50分〜午後6時00分
 NHK総合 「ゆうどきネットワーク」
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番組の感想も、よろしくお願いしますね!「ゆうどきネットワーク感想フォーム」
https://www.nhk.or.jp/you-doki/form.html

☆延期になっていた、長田さんのご家族の放送が12月12日(月)16時50分から放送される事になりましたのでご報告いたします(^○^)



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2011年11月16日

堂脇みかん、イキイキと育っています! 11/16

大変お待たせいたしました。
木場さんの堂脇みかんの受付を開始いたしました。

気になる味ですが、1個1個のバラつきは、ありますが糖度は13度前後。しっかりと育った果実ならではの、まろやかな甘さ。栽培農家の木場さんがもっとも重視する「食べた際」に自然の力強さを感じる酸味が残っており、まろやかな甘さと酸味が詰まった濃厚な味に仕上がっています。
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恵みの雨。

樹木の力強さを象徴するような、深緑の葉。

太陽をたくさん浴びた、綺麗なオレンジ色。

今、
木場さんの堂脇みかん、イキイキと育っています。

寒さ次第ですが、12月初旬頃まで、ご用意できる予定です。天候によっては、大玉に変わるかもしれませんので、味の濃いミカンがお好きな方は、なるべく早めにお申し込みください。



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2011年11月16日

タイトル:ムチモレ踊り 11/15

11月11日(旧暦10月16日)僕の住む湯湾釜集落でムチモレ踊りがありました。
湯湾釜のムチモレ踊りは、昔から伝わる風習です。奄美大島では他の地域でもムチモレ踊りはあるのですが、
踊り手が女性用の浴衣を着て顏を風呂敷で隠して踊るのは、湯湾釜集落独自のものだと思います。
その夜は、集落内の全ての家の庭先で、三味線や太鼓のリズムに合わせて踊り唄うのです。

チヂン(太鼓
チヂン(太鼓)
独特の恰好で踊ります。
浴衣と風呂敷をかぶり踊る踊り手

旧暦の10月16日、この日は、昔、大火事が起こった日で、この日を忘れず水の神様に感謝し
火災予防や無病息災を願っておこなわれています。それぞれの家では、カシャの葉(クマタケラ
ンの葉)に包んだ餅やお酒、(寄付を)頂きます。この餅は、火災の時に水がたりなくなり田
んぼの土を使い消したことから田の泥に見立てています。

夜は、ほんとうに静かな集落ですが、このムチモレ踊りの夜だけは、夜中までみんなの歌声と太鼓
と三味線の音が夜中まで鳴り響くのです。なかなか外に出ないおじいちゃんやおばあちゃんに会うこ
とができ、私たちが踊ることで、喜んでもらえるなんて素敵な風習だと改めて思いなおしました。

カシャ餅
頂いたカシャムチ(カシャ餅)

頂いたカシャ餅は、来年までの無病息災を祈願し、いただきました。

小さな集落で続いてきたムチモレ踊り、僕達が後継しないといけないといけません。
シマに帰ってきたからこそ、後継するという大役に携わる事ができるのです。

僕の住む湯湾釜の自慢の風習です。

なぜ風呂敷を被るかって事を、僕におじいちゃんが教えてくれました。
「湯湾釜の人は、照れ屋が多いから、顏を隠さないと踊れんからよ。」
僕のなかで一番しっくりくる風呂敷を被る理由でした(笑)



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