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2008年01月29日

心を洗い流すようなシトシト雨が続いています。


 この3日間、奄美は曇天に包まれている。
 1月27日は、一日、灰色の風景の中、シトシトと雨が降っていた。

 1月27日〜28日にかけて、ライターの鹿熊さんから取材を受けた。足掛け5時間近い取材のなかで、これまでの10年を振り返ることになった。

 一つひとつの思い出が走馬灯のように浮かんでは消えて、次々と今までを思い出していた。

 楽しいことばかりではなかった。でも、辛いことばかりでもなかった。過去から現在へと続く一本道をたどってみると、困難を乗り越えてきた、成長した自分を強く感じた。

 都落ち。
 でも、インターネットがあれば全国相手の商売ができると信じていた。

 ギラギラとした目で、とにかく販売したかった、世に認められたかった若い自分がいた。ママゴトのように始まった結婚生活だった。家庭なんてほったらかしだった。想いは持っていた。でも伝え方さえ分からなかった。

 試練を迎えるたび、その試練に飛び込んでいった。弱音は吐かなかった。はける余裕など、どこにもなかった。手探りだった。どこにも真似するものなどなかったからこそ、創意工夫のクセがついた。


 考えてみると、自分をじっくりと振り返る時間は、ほとんど持てなかった。だから、今回の取材は本当に良い機会だった。


 @やっちやばの職場は禁煙だ。スモーカーには肩身が狭い。外にタバコを吸いにいくとシトシト雨が降っていた。

 屋仁川から山を見渡すと、一面が白くかすんでいた。人の通りもまばらな時。この雨があけたら、奄美タンカンが始まるだろう。今年のタンカン・ロードは、全力で突っ走っていけそうだ。