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2008年08月07日

5年間、思い続けた夏の海


 8月3日(日曜)。
 週末にかけて「奄美まつり」で賑わった奄美大島。島唄大会、八月踊り、花火大会、船こぎ大会、パレード。暑く、強い日差しのなか、多くの人たちが夏を楽しんでいた。

 時が経つのは早いもので、次男坊の真英(まさひで)も今年で4歳になった。僕にはどうしても叶えたい夢があった。それは、夏の倉崎海岸で、真英と海を楽しむ事。


 今年こそは、と思いながらも果たせずにいた海。



 日曜の昼下がり、仕事もそこそこに自宅に戻った。子ども達は、僕の帰りを「今か今か」と待ち構えていた。子供用の小さなリュックは、もうぎゅうぎゅう詰めだった。

 思えば、右も左も分からないまま、家内と結婚し、新婚生活を味わう暇もなく、いつの間にか2児の父となった。仕事に没頭してきた分、子ども達と接する時間は少ないほうだと思う。けれども、想いは、いつだって持っている。


 スコールのような雨が降った後、奄美大島は爽快な天気になった。子ども達を考えると、夕方の優しい海が一番だ。家族を乗せ、倉崎海岸へと車を走らせた。

 素足で歩く砂浜。穏やかな海。暖かい日差し。この5年、思い描いてきた海。

 海を目にすると、子ども達は、大はしゃぎだった。

夏の夕方の倉崎海岸


 この笑顔が見たくて、見ることができて、ほんとうに良かった。

真英、4歳の夏


 親バカな1枚

夏の思い出・親子3人の倉崎の海



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2007年08月31日

加計呂麻島へ渡るときの写真

 最近、わたしの多忙ぶりを見かねた方から、写真を頂きました。

 奄美大島南部の町、瀬戸内町から大島海峡を渡って加計呂麻島へ渡る際の写真です。

 お気持ちが有難く、ほんとうに嬉しかったです。

 残念ながら、この夏も次男坊を海に連れて行くことができなかったのですが、叶わない夢はないと心に念じて、邁進していくだけです。

 この秋、私は人生を賭けた大勝負を連発します。

 何度も資金調達に駆け回り、行政と交渉し、農家さんの元をたずね、映画の脚本を練り、マンゴーを販売し、将来を夢見る若手起業家たちと夢を語り、指摘を頂いたら襟を正し、要らぬウワサを小耳に挟み、台風被害で気落ちした農家さんを心から激励し、西郷隆盛に学ぶ人々と議論を重ね、菊次郎のお孫さんからお酒をもらい、家族の前でしみじみと涙を流し、将来ある若者にパソコンを贈り、長男と叶わぬ口約束をし、若い経営者を叱咤激励し、スケジュールをせっつかれては必死に行動してきました。

 それもこれも、この秋から始まる大勝負のためです。

 奄美でもできる。
 奄美だからこそできる道があると信じています。

 人を相手にせず、天を相手にせよ。
 天を相手に己を尽くし、人をとがめず、
 我が誠の足らざる所を尋ぬべし。

 まだまだ、道は遠いです。

 しかし、真剣に応援してくださる方々の声を力に、これからも歩いていく限りです。誰かではない、私自身がやるしかないのです。

 加計呂麻島へ渡る途中で



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2005年11月16日

七・五・三

 
まさもりです。

 11月15日、息子の真守の七五三でした。

 家内や真守が写真撮影の後で、店に遊びにきたのですが、あいにく、私はIT企業塾の聞き取り調査で外出中でしたが、無事、七五三を迎えることができて、感無量です。


 今風の父親らしいことは、一切できない私ですが、真守も子供心に感じているようです。

 作った想い出はひとつもありません。必死に生きる父の姿が、この子にとっての想い出であればと願っています。

 有難いことに、3世代で暮らす我が家。

 真守にとって、父の代わりに祖父がいて、祖母も、曾祖母たちも、親戚たちも、みなが接してくれます。まるで私の幼い頃のようです。


 いまは、一人、野に打って出る覚悟で生きています。私が志なかばで倒れたときには、息子たちが、この地域に貢献してくれるでしょう。

 前田幸俊さんいわく、「受け継いでいくもの」。
 私に、その資格があるか。その覚悟があるか。


 とにかくいまは、邁進するのみ。
 
 先日、死去されたドラッカーの名言を思い出します。プロフェッショナルの条件で紹介されていたと思います。

 「きみは、何者として覚えられたいのか?」

 虎は死して皮を残し、人は死して名を残す。


 あと30年は、がむしゃらに頑張るだけです。

 ちなみに、真守が着ている着物は、一昨年亡くなった私の祖父が、私に買い与えてくれた着物。もう30年も前の着物です。次は真英が着ることになります。

 ささやかな出来事ですが、息子の七五三に、想いを馳せてしまいます。中央写真館さんが、よろいかぶとの写真を撮影してくれたそうです(^○^)



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2005年07月17日

休日


 大仕事の前の、束の間の休日。
 僕は3週間ぶりに畑に向った。

 台風の接近を受けて、風は強いものの、晴天だった。

 ギヤはずっとサードに入れたまんま。
 アクセルを踏みっぱなしで、うねる坂道を登る。

 ぐるぐると回りながら、畑へ向う。


 こんなに暑いのに、風になびく草木は涼しそうで、
 視界に入ってくる海は、原色の蒼。


 畑には先客がいた。
 21本のタンカンに肥料を撒いてくれていた。

 すこし遅れて岡山さんも到着した。

 「この枝は赤衣病だから、除去して焼却」
 「バッタは殺すな」
 「樹のまわりの雑草は抜くな」
 「竹は抜く」

 あっという間に指導は済んだ。

 それから、僕は上の棚。
 岡山さんは下の棚。

 強い日差しを受けながら、汗を流した。
 2時間ほど作業をして畑仕事は終わった。


 帰り道。
 アクセルを踏まなくても、車は坂道を下る。
 窓を全開にし、カセットテープの音量を上げた。

 畑の成長を見るのが、たまらなく嬉しかった。



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2005年06月25日

いかにして、なさしめるか。

 昨夜、激しく議論しました。
 奄美すももの事で、です。

 今期の奄美すももは大不作であり、収穫期に入っても、6月中旬までは空梅雨に悩まされ、中旬以後は豪雨に悩まされています。

 自然相手の農作物ですから、気象条件等によって、豊作・不作があるのは、仕方ないことです(とはいえ、隔年結果を抑える努力は人の手でできます)

 数が少ないことを問題としている訳ではありません。
 私は「奄美すももの品質」を憂いているのです。


 このままの状態であれば(品質について放置していれば)奄美すももは、奄美びわや奄美ぽんかんがたどった道を歩むことになるでしょう。

 ナイーブな問題ですから、どのような点を問題視しているのかは、具体的にお伝えしませんが、しかし、いまの体制、体質であれば、奄美すももに「将来はない」と断言します。


 選果。
 ここで防ぐ手立てを講じなければなりません。

 営農指導と意欲ある農家育成。
 最終的には、生産農家側で「技術」で防がねばなりません。


 いかにして、奄美すももの改革を為さしめるか。


 叶芳和先生 農業ルネッサンスより
 
(奄美編)
 「指導者層」の「ダメ詰め農業論」は、時代の変化を見ない固定概念だ。現場との落差は大きい。基盤整備がなくても、そしていまの交通・輸送条件でも、立派にやっている農家もいる。発展の芽は出ている。早く現場の変化に追いつき、通年の支配から脱却し、発想を変えて農業おこしに取り組む必要があるのではないだろうか。

 奄美すももの主産地である大和村は、奄美の「大山町」になれる可能性を秘めていると、私は信じています。必要なことは、作り手や売り手だけをみるのではなくて、買い手(消費者)を見据えることです。

 農業は難しい産業です。いまでは情報通信の発達もあり、消費者の意見はダイレクトに届き、広がるものです。マーケットの変化は今まで以上に激しいのです。気がついていないのなら、早く気付いてください。

 懸命に努力されている方が多いじゃないですか。
 きっと、この問題を解決できると、私は信じていたいのです。



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